オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
VI がん検診
子宮体がん検診
上坊 敏子
1
1社会保険相模野病院婦人科
pp.254-257
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102982
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◆子宮体がんは近年急激に増加し,頸がんの症例数を超えている.
◆若年子宮体がんは39歳以下の発症頻度は低いが,体がん全体の増加に伴って,近年増加しつつある.
◆正しく内膜細胞診を行うことが,体がん検診の最も有用な手段である.
◆体がん検診の対象 : 不正性器出血例,ホルモン補充療法中の女性,乳がん合併例,若い不妊女性.
◆経腟超音波 : 閉経後女性のスクリーニングには経腟超音波が有用である.Cut-off価は4~5 mmとされる.
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