今月の臨床 最小侵襲手術アップデート─minimally invasive surgery
ロボット支援下(da Vinci S Surgical System®)手術の意義―大腸手術の経験から
花井 恒一
1
,
前田 耕太郎
1
,
勝野 秀稔
1
,
宇山 一朗
2
1藤田保健衛生大学下部消化管外科
2藤田保健衛生大学上部消化管外科
pp.374-381
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102963
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●da Vinci Surgical S System®システムの特徴と歴史について述べる.
●当科における大腸領域のda Vinci Surgical S System®システムを使用した手術経験をもとに,その長所と問題点およびその対策について報告する.
●da Vinci Surgical S System®システムを利用するにあたりその特徴を十分理解して操作することが重要である.
●日本における現状では本手術は高額な費用を要することから,本システム特有の長所を見いだすことが重要で,その長所を十分生かせる疾患や症例に対して選択し行うことが望ましい.
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