今月の臨床 婦人科内分泌療法─病態の理解と正しい診断に基づく対処・治療のポイント
不妊・避妊
4.子宮内膜症合併不妊―エビデンスにもとづく診断と治療
出浦 伊万里
1
,
原田 省
1
1鳥取大学医学部産科婦人科学教室
pp.489-493
発行日 2011年4月10日
Published Date 2011/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102637
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子宮内膜症は生殖年齢女性のおよそ10%に発生し,疼痛および不妊を主症状とする疾患である.子宮内膜症患者の30~50%は不妊症を合併するといわれているが,その治療方針についていまだコンセンサスは得られていない.
本稿では,これまでに得られているエビデンスをもとに,子宮内膜症合併不妊の診断と治療ついて解説する.
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