連載 病院めぐり
国立病院機構西埼玉中央病院
吉田 純
1
1国立病院機構西埼玉中央病院
pp.1691
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102532
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当院は,昭和48年に国立所沢病院と国立豊岡病院が統合し,国立西埼玉中央病院として発足したのがはじまりです.昭和57年に母子医療センターが開設,平成10年には埼玉県の地域周産期母子医療センターに認定され,NICUを併設した地域の周産期医療の中核病院としての役割を担っています.平成16年に独立行政法人国立病院機構に改組され,現在に至っています.
産婦人科の常勤医師は5名で,大学医局からの派遣ではなく,おのおのが病院に採用され勤務しています.多くの分娩と外来,手術などに追われ,みな過労傾向にありますが,各医師がそれぞれの専門領域を生かした診療を行うことで対処しています.小児科の常勤医は5名で新生児専任は2名ですが,専任でなくとも緊急時などには常時対応してもらえますので,大変心強く思っています.
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