MD Cooperation 筋ジストロフィー診療における職種・施設間の連携
国立病院機構東埼玉病院
鈴木 幹也
1
1国立病院機構東埼玉病院 神経内科医長
pp.39-41
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.01.01_0039-0041
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デュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy:DMD)は,小児期に発症し10歳前後で歩行不能になり,成人期になって呼吸障害や心筋障害が問題になる.筋ジストロフィー専門医はそれぞれの時期にかかわることになるが,学童期には学校関係職員や地域の小児科との連携が,成人期にはさまざまな合併症を呈するため,循環器科や他科診療科,地域の医療機関との連携が必要になる.いろいろな職種との連携は,それぞれの地域性によって異なることが多いと思われるため,すべての地域で一律に同じというわけにはいかないだろう.DMD診療における多職種連携について,一般的なことに加えて,当院での連携を例に挙げて述べたい.
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