連載 病院めぐり
熊本市立熊本市民病院
石松 順嗣
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1熊本市立熊本市民病院
pp.1486
発行日 2008年11月10日
Published Date 2008/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101908
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熊本市立熊本市民病院は熊本県のほぼ中央の熊本市に位置し,昭和21年に熊本市立民生病院として開設され,昭和24年に熊本市立熊本市民病院と名称を変更し現在に至っています.現在,病床数は562床,診療科目は28科で,医師105名,前期研修医19名が勤務しています.病院は熊本県の癌拠点病院,総合周産期母子医療センター,臨床研修指定病院などの指定を受けており,熊本県の医療の拠点をなす病院です.
産婦人科に関しては,医師数は8名(産婦人科認定医6名,レジデント2名)で,男性医師6名,女性医師2名ですが,女性医師の1名は現在産休中であり,男性医師の1名は新生児センターで研修中のため実質6名の勤務です.病床数は総合周産期母子医療センターの指定を受けており,MFICUが6床,一般病床49床の合計55床です.外来診察は5名で担当し,原則として月曜日から金曜日の午前中ですが,実際は午前中に終了することはありません.残りの1名で病棟の処置を行うために急患が来た場合には対応に苦慮します.午後は月曜日は放射線科医師,薬剤師とともに手術患者のカンファランスを行います.火曜,水曜,木曜日は手術ですが,外来診察の状況により手術開始が遅れることもしばしばで,昼食もろくに取れてないのが現状です.金曜日は新生児科との妊婦,新生児の症例検討を行います.
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