臨床経験
一開業医の行う計画硬膜外無痛分娩
塚谷 栄紀
1
1塚谷医院
pp.94-97
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101654
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ここ10年の間,計画分娩+硬膜外無痛分娩を妊婦全員に行ってきた.全員といっても年間80人足らずの例数である.この分娩法に取り掛かったころは試行錯誤を繰り返した.ラミナリア,またオバタメトロで頸管を拡張したり,アトニンの誘発も一定しなかったりした.しかし,3年前からミニメトロ(R)で頸管の軟化,拡張をはかり,E2錠で軽い子宮の収縮をつくり出し,人工破膜を行い,内測法を使い,陣痛の緩和には硬膜外麻酔を用いている.同一の方法での症例数がある程度集まったので,その結果を報告する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.