今月の臨床 UAE―子宮筋腫塞栓療法
手技の実際と術中管理
2.疼痛の管理
小笠原 利忠
1
,
鍔本 浩志
1
,
香山 浩二
1
1兵庫医科大学産科婦人科学教室
pp.915-917
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100876
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はじめに
従来子宮からの止血困難な出血性疾患に対して行われてきた子宮動脈塞栓術は,子宮の種々の病変(子宮筋腫,腺筋症)に対してもその有効性が認められるようになった.しかし,この手技は子宮病変に対し外科的侵襲を回避できる反面,術後耐え難い腹痛が起こる.本稿では,子宮動脈塞栓術に伴う疼痛管理に関して概説する.
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