今月の臨床 周産期の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
分娩管理
6.子かん症例の治療薬の選択は?
越智 博
1
1愛媛大学医学部周産母子センター
pp.1305-1307
発行日 2003年10月10日
Published Date 2003/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100817
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はじめに
子かんは,妊娠中毒症によって起こった痙攣発作をいう.痙攣発作の発生時期により,妊娠子かん,分娩子かん,産褥子かんと称する.本症が発症すると多臓器不全を引き起こし,周産期死亡および母体死亡の原因となる可能性があるため,厳重な管理が必要である.
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