Japanese
English
論述
遠位脛腓関節離開の固定法について
A Method of Fixation of the Separated Distal Tibio-fibular Joint
宮城 成圭
1
,
川崎 正章
2
,
岩岡 勝義
2
,
溝上 健一郎
2
,
賀茂 和典
3
,
井上 雅文
3
Seikei Miyagi
1
1久留米大学
2川崎病院
3聖マリア病院整形外科
1Kurume University
キーワード:
遠位脛腓関節離開
,
separation of the distal tibiofibular joint
,
経脛骨・腓骨囲繞鋼線固定法
,
transtibial loop wiring of the fibula
Keyword:
遠位脛腓関節離開
,
separation of the distal tibiofibular joint
,
経脛骨・腓骨囲繞鋼線固定法
,
transtibial loop wiring of the fibula
pp.581-588
発行日 1989年5月25日
Published Date 1989/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908104
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抄録:足関節の捻挫,脱臼あるいは果部骨折など遠位脛腓関節の離開を伴った症例にしばしば遭遇することがあるが,同関節の解剖的,機能的修復は予後に重要な影響を与える.一般に同関節の固定には螺子あるいはボルト類が用いられているが,著者らは足関節運動に際しての腓骨の運動を考慮して軟鋼線による経脛骨・腓骨囲続固定を行い,早期運動,荷重を行わせ良い成績を得ている,本手術法を紹介するとともに症例を挙げ,文献的考察に私見を加えて報告した.
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