Japanese
English
臨床経験
最近経験した化膿性腸腰筋炎の2症例
Two Cases of Acute Pyogenic Iliopsoitis
永野 重郎
1
,
冨士 武史
1
,
米延 策雄
1
,
西塔 進
1
,
中村 信義
1
,
小野 啓郎
1
,
坂井 学
2
Juro Nagano
1
1大阪大学医学部整形外科学教室
2八尾市民病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Osaka University School of Medicine
キーワード:
化膿性腸腰筋炎
,
suppurative iliopsoitis
,
腸腰筋肢位
,
Psoasstellung
,
ガリウムシンチグラフィ
,
Ga scintigraphy
,
エンハンスCT
,
enhanced CT scan
,
リングサイン
,
ring sign
Keyword:
化膿性腸腰筋炎
,
suppurative iliopsoitis
,
腸腰筋肢位
,
Psoasstellung
,
ガリウムシンチグラフィ
,
Ga scintigraphy
,
エンハンスCT
,
enhanced CT scan
,
リングサイン
,
ring sign
pp.199-202
発行日 1985年2月25日
Published Date 1985/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907130
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抄録:最近経験した化膿性腸腰筋炎の2症例を報告し,本症の臨床的な特徴を述べ,その診断及び治療においてGa scintigraphy,enhanced CTが有用であることを指摘した.本症が化学療法の発達につれて,比較的稀な疾患となり一般診療医から忘れ去られつつある現在,股関節周辺の化膿性疾患の1つとして念頭に入れておかなければならない疾患であることを強調した.
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