Japanese
English
臨床経験
原発性化膿性腸腰筋炎の2例
Two Cases of Primary Iliopsoas Abscess
山田 裕三
1
,
河井 秀夫
2
Yuzo Yamada
1
1市立泉佐野病院整形外科
2星ヶ丘厚生年金病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Izumisano Municipal Hospital
キーワード:
iliopsoas abscess
,
腸腰筋膿瘍
,
CT
,
MRI
,
磁気共鳴映像法
Keyword:
iliopsoas abscess
,
腸腰筋膿瘍
,
CT
,
MRI
,
磁気共鳴映像法
pp.801-805
発行日 2000年6月25日
Published Date 2000/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903024
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抄録:化膿性腸腰筋炎は1881年に初めてMynterらが2例報告している.以降,数々の報告例を認めるが,抗生物質が普及した現在,希な疾患となりつつある.今回,典型的な症状を呈した2症例を経験したので診断方法,治療方針および最近の傾向について若干の文献を加えて報告する.
発熱,鼠径部痛を主訴とする2症例を経験した.診断には臨床症状,血液所見,画像所見を併せて行った.
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