Japanese
English
論述
先天性下腿彎曲症手術例の長期成績
A Long Term Result of Congenital Pseudarthrosis and Congenital Kyphoscoliosis of Tibia and Fibula
青木 喜満
1
,
佐々木 鉄人
1
,
須々田 幸一
1
,
八木 知徳
1
,
門司 順一
1
,
石井 清一
1
,
薄井 正道
1
Yoshimitsu AOKI
1
1北海道大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Hokkaido University, School of Medicine
キーワード:
先天性偽関節症
,
congenital pseudarthrosis
,
偽関節
,
pseudarthrosis
,
脛骨
,
tibia
,
腓骨
,
fibula
Keyword:
先天性偽関節症
,
congenital pseudarthrosis
,
偽関節
,
pseudarthrosis
,
脛骨
,
tibia
,
腓骨
,
fibula
pp.523-530
発行日 1983年5月25日
Published Date 1983/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906750
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緒言
先天性下腿彎曲症は,生下時および生後より下腿の彎曲がみられ,それらの症例の多くば病的骨折を起こし偽関節を生ずる.特に脛腓骨の偽関節は整形外科的疾患の中でも最も難治性であり,これまで多くの手術方法が考案され追試されているが確定的なものは無い.また,その発生要因や病態についても,諸家により報告があるが,未だ不明な点が多い.
我々の教室では,これまで15例の先天性下腿彎曲症の治療を行っており,このうち先天性脛骨腓骨偽関節症には全て外科的治療が施行されている.今回,これらの症例について,手術方法および術後成績を検討し,更に成績に関与する因子について若干の考察を加えた.
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