Japanese
English
論述
骨腫瘍切除術と機能再建
Resection for Bone Tumors Followed by Reconstructive Surgery.
濱田 秀樹
1
,
青木 康彰
1
,
中嶋 洋
1
,
姜 武
1
,
栗崎 英二
1
,
小野 啓郎
1
,
水島 哲也
2
Hideki HAMADA
1
1大阪大学医学部整形外科学教室
2大阪警察病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Osaka University Medical School, Department of Orthopedic Surgery
キーワード:
骨腫瘍
,
bone tumors
,
広範切除術
,
en bloc resection
,
再建術
,
reconstructive surgery
,
プロステーシス
,
prosthesis
Keyword:
骨腫瘍
,
bone tumors
,
広範切除術
,
en bloc resection
,
再建術
,
reconstructive surgery
,
プロステーシス
,
prosthesis
pp.424-432
発行日 1982年5月25日
Published Date 1982/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906539
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骨腫瘍の外科的療法は組織学的診断,部位,腫瘍のひろがり,年齢,初発か再発か,原発性か続発性かによって,腫瘍の切除方法,機能再建方法は異なってくる.良性腫瘍では,機能温存を重視し,悪性腫瘍では,腫瘍根治を主眼とした手術が行われている.近年,診断技術,生体材料,化学療法の長足な進歩によって,骨腫瘍の治療も大きく変りつつある.広範囲なあるいは再発性の良性腫瘍に対してはより根治的な手術が可能となり,high-grade malignancyに対してはradical en bloc resection,reconstructionが可能となってきている6,16,25).
ここではわれわれが経験した症例を中心として,骨腫瘍(脊椎を除く)の切除術,機能再建術について検討を加えたので報告する.
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