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シンポジウム 腰部脊柱管狭窄—ことにdegenerative stenosisの診断と治療
脊椎管狭窄症のCT像—脊椎管腔の数学的解析について
Mathematical Analysis of CT-images of the Spinl Canal in the Lumbar Spinal Canal Stenosis.
広瀬 保
1
,
橋本 務
1
,
川西 康之亮
1
,
松田 英雄
2
,
有田 清三郎
3
Tamotsu HIROSE
1
1呉共済病院整形外科
2大阪市立大学医学部整形外科学教室
3川崎医科大学数学科
1Department of Orthopedic Surgery, Kure Kyosai Hospital
キーワード:
コンピューター断層撮影
,
computed tomography
,
脊椎管
,
spinal canal
,
脊椎管狭窄症
,
spinal canal stenosis
Keyword:
コンピューター断層撮影
,
computed tomography
,
脊椎管
,
spinal canal
,
脊椎管狭窄症
,
spinal canal stenosis
pp.577-585
発行日 1981年6月25日
Published Date 1981/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906371
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はじめに
脊椎疾患に対するCTの有用性については,多数の研究者15,19)の報告があるが,その定量的解析は少ない.われわれは第53回中部日本整形外科災害外科学会(1979)において,種々の方法を駆使して,腰椎晒骨標本で脊椎管腔の計測の基礎的検討を試み,この解析が可能であることを発表した.この実験結果を踏まえて,臨床所見およびX線像から脊椎管狭窄症と診断した症例に対して,X線像におけるJones値に相当するindexをCT画豫から求めるべく,その定量的解析を試みた.
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