Japanese
English
シンポジウム 腰部脊柱管狭窄—ことにdegenerative stenosisの診断と治療
腰部脊椎管狭窄症手術症例の検討
The Follow-up Studies of Lumbar Spinal Stenosis
栗原 章
1
,
木村 浩
2
,
松田 俊雄
2
Akira KURIHARA
1
1神戸労災病院整形外科
2神戸大学医学部整形外科学教室
1Orthopedic Surgery, Kobe Rosai Hospital
キーワード:
腰部脊椎管狭窄症
,
lumbar spinal stenosis
,
広範椎弓切除術
,
wide laminectomy
,
手術成績
,
surgical results
,
X線所見
,
X-ray findings
,
症状
,
Symptoms and signs
Keyword:
腰部脊椎管狭窄症
,
lumbar spinal stenosis
,
広範椎弓切除術
,
wide laminectomy
,
手術成績
,
surgical results
,
X線所見
,
X-ray findings
,
症状
,
Symptoms and signs
pp.586-597
発行日 1981年6月25日
Published Date 1981/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906372
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はじめに
腰部脊椎管狭窄症は,現在では広く認識され,それに対する観血的治療法としては,広範椎弓切除術が最もよく行われている.また,この治療成績も,満足なものであるとの報告が多いが,Verbiestの報告を除けばすべて近隔成績である.Verbiestの報告も,その最終結果のみであつて,症状やX線像,さらには,治療成績の推移については述べられていない.
われわれは,昭和44年以来,本症に対して広範椎弓切除術を主として行つてきているが,その症例数も199例となつている.今回,われわれは,本症に対して行つた広範椎弓切除術症例の症状,X線像,総合成績について経年的に調査,検討を加えた.
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