臨床経験
Intramedullary neurinomaの経験
宗広 忠平
1
,
真鍋 昌平
1
Tadahira MUNEHIRO
1
,
Shohei MANABE
1
1金沢大学医学部整形外科学教室
pp.790-793
発行日 1978年8月25日
Published Date 1978/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905760
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序論
脊髄腫瘍がGowers & Horsleyにより1889年に摘出されて以来,諸家の報告があいついだが,1932年Elsberg1)によつて208例の手術例が報告された事により本疾患の診断と治療法が確立されたと言える.
我々は昭和29年より昭和51年までの当教室での手術例47例を真鍋ら2,3),野村ら4)によつてすでに報告している.今回これらの報告例中に含まれていた,きわめてまれなintramedullary neurinomaの1例について文献的考察を加えてみた.
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