特集 脊椎の炎症性疾患
広範囲罹患カリエス手術症例の検討
児玉 寛
1
,
国定 寛之
1
,
大淵 真爾
1
,
井上 周
1
,
今井 健
2
,
島田 公雄
2
,
難波 孝太郎
3
Hiroshi KODAMA
1
1国立岡山病院整形外科
2岡山大学医学部整形外科学教室
3岡山日赤病院整形外科
pp.371-376
発行日 1978年4月25日
Published Date 1978/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905701
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脊椎カリエスに対する手術症例は近年激減しているが皆無ではなく,稀に最近発症したと思われる新鮮例に遭遇することもあるが,多くの場合,陳旧広範囲例が多いように思われる,われわれは過去10年間におこなつた広範囲罹患カリエス手術例について(病巣椎体切除,前方固定術),比較的移植骨が短かくてすむ高度の角状亀背形成例を除き,長尺の移植骨を要する症例について検討をおこなつてみた.
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