調査報告
医学部教育における整形外科学およびリハビリテーション医学の実態調査—特に義肢装具を中心として
武智 秀夫
1
Hideo TAKECHI
1
1岡山大学医学部中央物療部
pp.704-708
発行日 1977年7月25日
Published Date 1977/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905558
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まえがき
わが国で義肢装具が欧米先進国におくれている要因の1つに医師の啓蒙不足があげられている.整形外科医,外科医の啓蒙もさることながら,医学部教育でも義肢装具について一定量の知識は授業さるべきであろう.
現在,義肢装具は整形外科学またはリハビリテーション医学の中で講義されている.しかしこの2科目の各大学における実情の調査もあまりみないようである,昭和51年4月に開かれた日本整形外科学会義肢装具委員会で,医学部専門課程でどの位義肢装具がとりあげられているかが論義され,委員長土屋弘吉教授より一度調査するよう御指示頂いた.
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