臨床経験
骨斑紋症(osteopoikilosis)の症例
前田 敬三
1
,
来田 治
2
Keizo MAEDA
1
,
Osamu KIDA
2
1名古屋大学医学部分院整形外科
2来田整形外科
pp.86-92
発行日 1977年1月25日
Published Date 1977/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905468
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Osteopoikilosisはosteopathia condensans disseminata,spotted boneなどとも呼ばれているが,主として管状骨骨端部,骨幹端部にX線写真上直径2〜10mmの円形ないし楕円形の班点,時に線状の骨硬化陰影の像が見られるものである.稀なものといわれながらも次第にその症例報告が増えてきているが,われわれも典型的な1例を経験したのでその概要を述べて本邦における症例に追加報告したい.
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