装具・器械
大腿四頭股筋拘縮症におけるバネ付伸展装具を中心としたリハビリテーションプログラム
田中 晴人
1
,
野島 元雄
1
,
松家 豊
1
,
小松 忠雄
2
,
田中 明
2
,
森中 義広
2
,
川本 敏恵
2
Haruhito TANAKA
1
1徳島大学医学部整形外科学教室
2徳島大学理学療法部
pp.786-788
発行日 1975年9月25日
Published Date 1975/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905238
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最近,大腿四頭筋拘縮症に対する関心が昂まり,その予後,要因などにつぎ論議されるようになつた.
我々は,約10年来,現在治療中の症例を含めると52例に達している.治療開始後1年未満で現在治療中の8症例を除く44症例の予後調査をした結果,保存的,観血的治療の成績がほぼ満足すべき結果を得,しかも,治療成績の向上のためには,治療方法の選択ならびに適切な機能訓練プログラムを樹立することが必要であることが痛感された.以下,大腿四頭股筋訓練プログラムの要点につき述べる.
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