臨床経験
頸椎後縦靱帯骨化によるRadiculopathy,Myelopathyの臨床像と治療
手束 昭胤
1
,
山田 憲吾
1
,
北上 靖博
1
Akitsugu TEZUKA
1
1徳島大学医学部整形外科学教室
pp.762-771
発行日 1974年9月25日
Published Date 1974/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905048
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脊柱の諸靱帯に骨化の生じることは古くからよく知られており,特に近年,本邦においても頸椎の後縦靱帯骨化症例の報告が多数みられている.
私共も過去7年間に,本骨化89例を経験し,その中,43例に脊髄症状および根症状を認めたが,これらに対しては保存的あるいは手術的治療を行つてきた.今回は主として,本骨化例の臨床像および治療成績について検討したので報告する.
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