臨床経験
いわゆる肥大性骨関節症について
伊勢亀 富士朗
1
,
谷口 茂
1
,
田辺 碩
1
,
戸松 泰介
1
,
松 賢次郎
1
Fujiro ISEKI
1
1富山県立中央病院整形外科
pp.388-394
発行日 1970年5月25日
Published Date 1970/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904401
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
バチ状指と四肢長管骨の骨膜性骨新生,骨関節症を主徴とするいわゆる肥大性骨関節症は1890年Marie,1891年Bambergerの続発例の報告を以て嚆矢とする.
爾来本邦においても多数の報告があるが,基礎疾患のない特発型の症例もまれに報告されており,その家族性と遺伝性が検討されて来た.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.