臨床経験
いわゆる変形性脊椎症の成因(1)—とくに腰椎椎体動脈の変化を中心として
辻 陽雄
1
,
重広 信三郎
1
,
松井 宣夫
1
,
上原 朗
1
,
高田 典彦
1
Haruo TSUJI
1
1千葉大学整形外科
pp.295-305
発行日 1970年4月25日
Published Date 1970/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904388
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いとぐち
いわゆる変形性脊椎症の発生がRokitanskyに始まる一次的椎間板変性に基づくものであるということは,骨棘の明らかな形成例において椎間板変性を併つている事実や,実験的椎間板損傷実験から察知される.
しかし,次報でのべるごとく骨棘形成の初期段階では,さらに他の因子を考慮せねばならぬ余地のあることを著者は指摘した.
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