シンポジウム Ewing腫瘍とその周辺
いわゆるEwing肉腫の臨床と病理の接点
赤星 義彦
1
,
浜島 義博
2
Yoshihiko Akahoshi
1
,
Yoshihiro Hamashima
2
1京大医学部整形外科
2京大医学部病理
pp.479,483-495
発行日 1967年5月25日
Published Date 1967/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904230
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赤星 それではシンポジウムの皮切りをやらしていただきます.
Ewing肉腫の本態を追究するには,剖検例の新鮮標本から得られた病理組織所見と,その症例の臨床像,臨床経過とを対比しながら除外すべきものを取り除いて,その集積から帰納的に解明して行くのが最も確実な方法と考えられますが,私どもはとりあえず,現在の時点でEwing肉腫と思われる症例に遭遇した場合,どのような点で臨床と病理が連繋し,協力して行くべきかを考えながら,私どもが経験した症例を中心に検討を加えました.
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