Japanese
English
誌上シンポジウム 骨軟部腫瘍の薬物治療アップデート
Ewing肉腫・横紋筋肉腫に対する化学療法
Chemotherapy for Ewing Sarcoma and Rhabdomyosarcoma
細野 亜古
1
Ako HOSONO
1
1国立がん研究センター東病院小児腫瘍科,乳腺・腫瘍内科
1Department of Pediatric Oncology, Breast and Medical Oncology, National Cancer Center Hospital East
キーワード:
横紋筋肉腫
,
rhabdomyosarcoma
,
Ewing肉腫
,
Ewing sarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
Keyword:
横紋筋肉腫
,
rhabdomyosarcoma
,
Ewing肉腫
,
Ewing sarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
pp.683-687
発行日 2019年7月25日
Published Date 2019/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201413
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Ewing肉腫,横紋筋肉腫は小児,AYA(思春期,若年性人)世代に好発する肉腫である.他の成人型肉腫に比べて,化学療法に高感受性であること,肉眼的に転移がない限局性腫瘍においても切除のみで治療された症例の再発率が非常に高いことから,化学療法の意義は高い.また,化学療法,局所療法を含めた集学的治療を行うことにより予後が良好で,たとえ転移例であっても治癒が可能なのも特徴であり,正確な知識をもって治療を行うことが非常に重要な疾患である.
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