臨床経験
鞭打ち損傷(第2報)—受傷機転と自覚症状の分析
林 泰史
1
,
鈴木 勝己
1
,
都築 暢之
1
,
竹広 舜
1
,
林 浩一郎
2
,
今井 重信
2
,
鈴木 暉男
2
,
高木 徹
2
,
磯見 明
1
Yasufumi HAYASHI
1
1関東労災病院整形外科
2東京大学医学部整形外科学教室
pp.363-368
発行日 1969年5月25日
Published Date 1969/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904075
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最近,飛躍的に増加している交通外傷の内でも頸部外傷の病像の多様性と一部の難治性は頭部外傷後遺症とともにわれわれ臨床家を悩ませている.頸部外傷の内でも特殊な発生機転によつて起るいわゆる鞭打ち損傷についてわれわれは関東労災病院に来院する患者に系統的な調査,検討を行なつているが,第2報として受傷機転と自覚症状を中心とした臨床症状.予後について分析し報告する.
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