Japanese
English
特集 鞭打ち損傷の問題点
鞭打ち損傷の障害認定
On the recognition of compensation for whiplash injury.
小菅 真一
1
,
小川 靖夫
1
,
岡田 守功
1
Shinichi KOSUGA
1
1中部労災病院整形外科
pp.1703-1707
発行日 1967年12月20日
Published Date 1967/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204475
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はじめに
最近,わが国におけるに自動車の急速な普及と運転未熱者の増加,交通の混雑化に伴つて交通傷害は日毎に増加し,目にあまるものがある.
なかでも追突事故によるいわゆる鞭打ち症(Whiplash injury)はこの一両年に急激な増加をみ,さらに本症は特に業務上災害,あるいは自賠法と関連し,社会問題を引きおこしつつあり,一方京都において端を発した「むちうち病対策協議会」は,その後愛知におよび,さらに他府県に拡大しつつあり,本症の治療と障害補償の問題は大きくジャーナリストに取りあげられ一大社会問題となりつつある.
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