臨床経験
慶大整形外科におけるその後の骨関節結核
石下 峻一郎
1
Shun-ichiro ISHIGE
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
pp.1001-1004
発行日 1968年11月25日
Published Date 1968/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904007
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不治の病として虞れられていた結核も近年抗結核剤の普及により減少の一途を辿つている.慶大整形外科における骨関節結核の統計的観察は,小川らが,昭和4年から昭和30年に至る27年間に当科を受診した骨関節結核患者,4078名を対象とし,田中らは昭和31年から昭和35年に至る5年間の患者250名を対象としている.私はその後5年間に受診した118名を調査の対象とし,過去32年間の統計と比較検討した.
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