Japanese
English
論述
高齢者の大腿骨頚部内側骨折に対するAustin-Moore型人工骨頭置換術の術後成績
The Result of Austin-Moore Hemiarthroplasty in Femoral Neck Fracture of the Elderly
渡辺 慶
1
,
石井 卓
1
,
横田 文彦
1
,
平野 徹
1
Key Watanabe
1
1厚生連刈羽郡総合病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kariwagun General Hospital
キーワード:
Austin-Moore prosthesis
,
オースチンムーア人工骨頭
,
femoral neck fracture
,
大腿骨頚部骨折
,
aged
,
高齢者
Keyword:
Austin-Moore prosthesis
,
オースチンムーア人工骨頭
,
femoral neck fracture
,
大腿骨頚部骨折
,
aged
,
高齢者
pp.591-595
発行日 2001年5月25日
Published Date 2001/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903276
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抄録:当科で高齢者の大腿骨頚部骨折に対しAustin-Moore型人工骨頭置換術を施行した49例50股において,予後と術後成績について調査し,その有用性について検討を行った.
退院時患者の85%は歩行可能であったが,最終調査時44%が死亡あるいは歩行不能となっていた.歩行不能となった症例は痴呆またはパーキンソン病合併例が多かった.1年生存率は94%,5年生存率は60.7%であった.術後distal migrationの進行は大部分に認めたが,術後2年以内に安定し,それに伴い疼痛も消失する傾向があった.
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