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誌上ワーク・ショップ セメント手技の実際
セメント手技の実際
Modern Cement Technique for Total Hip Arthroplasty
原田 義忠
1
,
守屋 秀繁
1
Yoshitada Harada
1
1千葉大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Chiba University
キーワード:
cement technique
,
THA
,
Total Hip Arthroplasty
,
radiological assessment
Keyword:
cement technique
,
THA
,
Total Hip Arthroplasty
,
radiological assessment
pp.605-611
発行日 1997年5月25日
Published Date 1997/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902172
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抄録:1980年代中頃より,従来のセメントステムにおける成績不良例の検討から,新しいセメント手技が考案され,広く受け入れられるようになってきた.近年ではさらに改良が加えられ,いわゆる“modern cement technique”としてほぼ確立されつつある.しかしながら,実際の臨床の場面では新しいセメント手技に対する十分な理解がなされないままに行われたり,誤った理解の下に行われて術後早期のルーズニングに至る症例を見受けることがある.そこでわれわれは関連病院を含めてセメント手技に関する検討会を行い,“modern cement technique”の習得に力を注いできた.今回その検討会で問題となった点,注意点,疑問点などを含めて,セメントステムを用いる場合のテンプレーティングから実際のセメント手技,さらには術後のX線学的評価方法について述べた.
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