Japanese
English
臨床経験
変形性肩関節症に対する一考察
Glenohumeral Osteoarthritis
中川 泰彰
1,2
,
三木 堯明
1
,
上尾 豊二
1
Yasuaki Nakagawa
1,2
1玉造厚生年金病院整形外科
2岸和田市民病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tamatsukuri Kouseinenkin Hospital
キーワード:
glenohumeral osteoarthritis
,
変形性肩関節症
,
primary
,
一次性
,
epidemiology
,
疫学
Keyword:
glenohumeral osteoarthritis
,
変形性肩関節症
,
primary
,
一次性
,
epidemiology
,
疫学
pp.947-950
発行日 1996年8月25日
Published Date 1996/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901973
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抄録:比較的稀な変形性肩関節症の疫学的調査を施行した.対象は1989(平成元)年より平成6年の間に当院整形外科外来を受診した変形性肩関節症患者12例13肩である.同時期の他の関節の変形性関節症と比較すると,年平均で膝676例,股212例,足15例,肘13例,手2.7例,肩2例の頻度であり,変形性肩関節症が一番少なかった.また,12例13肩のうち一次性OAは7例8肩あり,男1例女6例,平均76.3歳と女性に多かった.二次性OAは5例5肩,男3例女2例,平均50.4歳であり,その原因としては腱板縫合後の拘縮によるものが2例,骨折によるものが3例であった.
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