Japanese
English
臨床経験
遠位関節拘縮症の1例
A Case of Distal Arthrogryposis
山田 晋
1
,
石原 芳人
1
,
永澤 雄
1
,
加賀谷 斉
1
,
吉田 能理子
1
,
遠藤 博之
2
Shin Yamada
1
1秋田太平療育園
2秋田県小児療育センター
1Taiheiryoikuen Hospital for Disabled Children
キーワード:
遠位関節拘縮症
,
distal arthrogryposis
,
先天性多発性関節拘縮症
,
arthrogryposis multiplex congenita
Keyword:
遠位関節拘縮症
,
distal arthrogryposis
,
先天性多発性関節拘縮症
,
arthrogryposis multiplex congenita
pp.1109-1112
発行日 1995年9月25日
Published Date 1995/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901730
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抄録:遠位関節拘縮症1型の1例を経験した.症例は生後1カ月の女児で,生下時からの両手指と右足部の変形を主訴に来園した.家族歴,既往歴,妊娠経過に特記すべきことはなかった.初診時,両手指の屈曲拘縮とoverlapがみられ,右足部は外反扁平足を呈していた.両手関節,両足関節に可動域制限を認めたが,その他の関節可動域は正常であり,合併奇形は存在しなかった.入園時より関節可動域訓練および矯正副子による治療を施行し,両母指の屈曲内転拘縮は残存しているがその他の関節拘縮は著しく改善した.
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