Japanese
English
シンポジウム 膝関節のUnicompartmental Arthroplasty
変形性膝関節症に対する手術療法の現状
Operative Treatment for Osteoarthrosis of the Knee
杉田 健彦
1
,
松村 康弘
1
,
梅原 寿太郎
1
Takehiko Sugita
1
1東北大学医学部整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
変形性膝関節症
,
osteoarthrosis of the knee
,
手術療法
,
operative treatment
,
人工膝関節片側置換術
,
unicompartmental arthroplasty
Keyword:
変形性膝関節症
,
osteoarthrosis of the knee
,
手術療法
,
operative treatment
,
人工膝関節片側置換術
,
unicompartmental arthroplasty
pp.241-246
発行日 1995年3月25日
Published Date 1995/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901577
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抄録:変形性膝関節症(OA)に対する手術療法の中での,人工膝関節片側置換術(UKA)の果たす役割,あるいはUKAの占める位置付けについて探るために,日本膝関節研究会会員に対するアンケート調査により,わが国におけるOAに対する手術療法の現状を調査した.
過去2年間のOAに対する手術療法の内訳は,TKA 42%,HTO 22%,UKA 5%,その他31%であった.UKAの経験の有無に関しては,全く経験がない54%,行っている31%,以前は行っていたが何らかの理由でやめた15%であった.また,UKAの利点および改善すべき点についてのアンケート調査より,UKAに関しては現在,適応,術後のalignmentの設定,長期成績,およびbiomechanicalな解明などが問題となっていることが明らかとなった.これらに対しての文献的な考察を行った.
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