増大号特集 絶対! 整形外科外傷学
5章 リハビリテーション室
大腿骨近位部骨折の術後リハビリテーション
小村 英明
1
,
村岡 辰彦
2
Hideaki KOMURA
1
,
Tatsuhiko MURAOKA
2
1社会医療法人緑泉会米盛病院
2社会医療法人緑泉会米盛病院外傷再建センター
1Physical Therapy, Yonemori Hospital
2Trauma Reconstruction Center, Yonemori Hospital
pp.651-655
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202996
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Point!
●理学療法士は,手術加療の効果を活かし,患者の状態に応じたリハビリテーションを実施しなくてはならない.
●合併症予防など術後を見据えた術前リハビリテーションの有用性を理解し,多職種が協力して取り組むことが望ましい.
●術後はできる限り受傷前の生活に戻ることを目標とすべきだが,患者の状態を適切に評価したうえで判断していくことが大事である.
●術後早期は,患部への過負荷や疼痛誘発を回避し,治癒を阻害することなく動作能力の改善を図っていくことが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年5月末まで)。
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