増大号特集 絶対! 整形外科外傷学
4章 整形病棟
CLAP(持続局所抗菌薬灌流)療法における病棟管理の実際
圓尾 明弘
1
,
津山 愛里
2
,
吉本 香代子
2
Akihiro MARUO
1
,
Airi TSUYAMA
2
,
Kayoko YOSHIMOTO
2
1兵庫県立はりま姫路総合医療センター整形形成外傷センター
2兵庫県立はりま姫路総合医療センター看護部
1Ortho-Plastic Trauma Center, Harima Himeji General Medical Center
2Nursing Department, Harima Himeji General Medical Center
pp.617-621
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202989
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Point!
●チューブやピンがつながって手術室から帰室したときに,正しく回路が接続されているか?をまずは確認する.
●次に手術中に確立した灌流を維持するため,経過中閉塞しないようにフラッシュやミルキングを励行する.
●排液の性状や回収率を計測し,治療効果が得られているか? 副作用が起きてないか? を観察する.異常かなと思えば,医師への迅速な報告で未然にトラブルを回避できることもある.
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