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特集 整形外科医×関節リウマチ診療 今後の関わり方を考える
今後のリウマチ診療において,整形外科医がどのように関わっていくか—リウマチ内科医の立場より
How Orthopedic Surgeons Will Be Involved in Rheumatoid Arthritis Management: From the Standpoint of a Rheumatologst
北 靖彦
1
Yasuhiko KITA
1
1横浜労災病院リウマチ・膠原病センターリウマチ科・膠原病内科
1Department of Rheumatology, Rheumatology and Clinical Immunology Center, Yokohama Rosai Hospital
キーワード:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
整形外科医
,
orthopedic surgeon
,
リウマチ内科医
,
rheumatologist
Keyword:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
整形外科医
,
orthopedic surgeon
,
リウマチ内科医
,
rheumatologist
pp.877-881
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202390
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古くは整形外科医が関節リウマチ(RA)治療の中心であったが,強力な薬剤の登場でRAの手術は減少してきている.しかし,RA患者が最初に受診するのは整形外科医が多く,関節診療についてはリウマチ内科医よりも精通しているので重要な役割がある.整形外科医で薬物療法も行うことは十分に可能だが,難治例や副作用発現時はリウマチ内科や他領域内科医に依頼できる体制が必要である.整形外科で手術後はリウマチ内科医で治療したり,リウマチ内科医で治療し安定した後の維持療法はクリニックの整形外科で行ったり,患者本位の密な連携が重要である.
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