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特集 整形外科医×関節リウマチ診療 今後の関わり方を考える
今後のリウマチ診療における整形外科リウマチ医の役割について
The Role of Orthopaedic Rheumatologists in Future Rheumatology Practice
森 優
1
Yu MORI
1
1東北大学大学院医学系研究科整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tohoku University Graduate School of Medicine
キーワード:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
整形外科リウマチ医
,
orthopaedic rheumatologist
,
手術
,
surgery
Keyword:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
整形外科リウマチ医
,
orthopaedic rheumatologist
,
手術
,
surgery
pp.847-851
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202386
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関節リウマチ(RA)の薬物治療は生物学的製剤や,分子標的製剤の導入により急速な進歩を遂げた.これらが関連する重篤な感染症などの副反応は懸念事項であるが,RAの疾患活動性のコントロールは劇的に改善している.その結果,RAの整形外科手術は減少傾向ではあるものの,難治性のRA症例の存在もあり,一定数の整形外科手術は今後も継続するものと予想される.また,重要な周辺疾患である骨粗鬆症の治療や,RAに加えて脊椎関節炎などの治療においても運動器全般について精通した整形外科的治療アプローチの重要性は継続すると考える.
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