Japanese
English
特集 高齢者足部・足関節疾患 外来診療のコツとトピックス
高齢関節リウマチ患者の足診療
Foot Examination of Elderly Patients with Rheumatoid Arthritis
矢野 紘一郎
1
Koichiro YANO
1
1東京女子医科大学病院整形外科・膠原病リウマチ痛風センター
1Department of Orthopedic Surgery, Institute of Rheumatology, Tokyo Women's Medical University Hospital
キーワード:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
高齢発症関節リウマチ
,
elderly-onset rheumatoid arthritis
,
EORA
,
胼胝
,
callosity
Keyword:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
RA
,
高齢発症関節リウマチ
,
elderly-onset rheumatoid arthritis
,
EORA
,
胼胝
,
callosity
pp.795-799
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202371
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現在,関節リウマチ(RA)患者の高齢化が進んでいる.また,高齢発症RA(EORA)も増えており,診断未確定の状態で足専門医師の外来に受診することもある.EORAは若年発症RAとはやや異なっており,大関節発症が多い,自己抗体陽性率がやや低いなどの特徴がある.高齢であっても,保存治療は基本的に非高齢患者と同様に行う.ただしRA患者の胼胝は重度変形が原因であることが多いため,高齢者であろうとも手術治療を検討する必要がある.RA患者の手術時年齢も高齢化してきている.
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