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あとがき
黒田 良祐
pp.330
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202293
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2022年に入り,予想どおり新型コロナウイルス感染症の第6波が押し寄せています.感染力が強く,潜伏期間の短いオミクロン株により,今後爆発的に感染者が増えます.国,自治体そして医療機関がオミクロン株に適した対策を練っているようですから,昨年夏のような医療崩壊が起こらないことを祈るばかりです.新型コロナウイルス感染症ワクチン開発に巨額を投資しているビル・ゲイツ氏は年頭に「オミクロン株の流行が収まった後に新型コロナウイルスの勢いは衰え,最終的には季節性のインフルエンザと同様に扱うことができるようになり,2022年にはこの災禍は終息するものと信じている」と発言したそうです.この予言が的中することを期待し,本誌3月号が発刊されるころには再び日本,そして世界が落ち着きを取り戻し始めていることを願います.
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