Japanese
English
特集 足部・足関節の画像解析—画像から病態を探る
【X線】単純X線像を用いた足部の病態評価
Evaluation of the Foot Morphology Using an X-ray image
宮本 拓馬
1
,
谷口 晃
1
,
田中 康仁
1
Takuma MIYAMOTO
1
,
Akira TANIGUCHI
1
,
Yasuhito TANAKA
1
1奈良県立医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Nara Medical University
キーワード:
マッピング法
,
mapping method
,
横倉法
,
Yokokura method
,
アキレス腱モーメントアーム
,
Achilles tendon moment arm
,
2D-3Dレジストレーション
,
2D-3D registration
Keyword:
マッピング法
,
mapping method
,
横倉法
,
Yokokura method
,
アキレス腱モーメントアーム
,
Achilles tendon moment arm
,
2D-3Dレジストレーション
,
2D-3D registration
pp.1197-1203
発行日 2020年11月25日
Published Date 2020/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201836
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単純X線は簡便で,侵襲も少なく,骨形態を評価できる方法であり,日常診療で最も頻繁に行われている評価方法の1つである.そのため,骨形態の時系列変化を追うのに最も適していると考えられる.本稿ではその中でも,マッピング法,横倉法,アキレス腱モーメントアームの評価法を紹介する.また,2D-3Dレジストレーションの技術は,これまで静止位でしか評価できなかったことが,動態での評価を可能とする.これにより,これまで行われていた単純X線の計測方法においても,新たな知見が得られることが期待される.
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