特集 内科医が診る関節痛・腰痛―リウマチ学の原点に戻る
筋骨格症状をみる・なおす
骨格筋単純X線像の読影
小橋 由紋子
1
,
宗友 洋平
1
,
馬場 亮
1
,
山添 真治
1
,
最上 拓児
1
Yuko KOBASHI
1
,
Yohei MUNETOMO
1
,
Akira BABA
1
,
Shinji YAMAZOE
1
,
Takuji MOGAMI
1
1東京歯科大学市川総合病院放射線科
キーワード:
痛風性関節炎
,
外脛骨障害
,
骨化性筋炎
Keyword:
痛風性関節炎
,
外脛骨障害
,
骨化性筋炎
pp.481-488
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_481
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪単純X線像はABCDの順にみると見落としが少ない.
▪正常か異常か悩んだら左右の関節を撮影して比較する.
▪元々あった関節異常は運動や外傷を契機に顕在化することが多い.
▪骨密度が低下している場合,追加検査はCTよりMRIがよい.
▪関節や関節周囲の石灰化病変の追加評価はMRIよりCTがよい.
▪軟部組織のairや石灰化にも着目する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018