Japanese
English
特集 急性腹症のX線像
腹部単純X線像の読み方
Interpretation of plain abdominal films
田坂 晧
1
Akira TASAKA
1
1東京大学医学部放射線科
pp.280-285
発行日 1976年3月20日
Published Date 1976/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206454
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はじめに
腹部単純撮影は腹部臓器のX線診断ですべての場合に第1段階の検査となる.とくに急性腹症ではこれのみで判断をして,必要な治療を急がねばならない例が多い.また診断を正しくするため,種々の造影検査の追加が必要かどうかの決定にも,これの読影が前提となる.
急性腹症を疑う例では,次の3枚のフィルムを明るいシヤウカステンに並べて比較をしながら読影するのが原則である.
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