Japanese
English
誌上シンポジウム 股関節疾患の保存的治療とリハビリテーション
股関節疾患に対する薬物療法による疼痛コントロール
Pain Control of Hip Disease By Medication
園畑 素樹
1
,
馬渡 正明
1
Motoki SONOHATA
1
,
Masaaki MAWATARI
1
1佐賀大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, Saga University
キーワード:
股関節
,
hip joint
,
股関節痛
,
hip pain
,
coxalgia
,
薬物治療
,
medication
Keyword:
股関節
,
hip joint
,
股関節痛
,
hip pain
,
coxalgia
,
薬物治療
,
medication
pp.209-212
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200764
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近年,変形性股関節症の疼痛に対する薬物療法の選択肢は増えてきている.どの薬剤にも長所と副作用があるので,各薬剤の特徴を十分に把握することが大切である.そのうえで,股関節痛の程度・性状を十分に把握して,適切な薬剤選択を行う必要がある.運動器疾患を有する患者の多くは高齢者であるが,高齢者の疼痛管理では予備能の低下,併存症,多剤内服など多くの問題があることを十分に考慮する必要がある.また,スタンダードな薬物処方の指針として,変形性股関節症の治療ガイドラインを念頭に置くことも重要である.
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