Japanese
English
誌上シンポジウム 人工骨移植の現状と展望
配向連通性人工骨移植
Present Status and Prospects of the Uni-directional Pore Hydroxyapatite
坂根 正孝
1
Masataka SAKANE
1
1筑波大学医学医療系整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, University of Tsukuba
キーワード:
一軸連通
,
unidirectional pore
,
ハイドロキシアパタイト
,
hydroxyapatite
,
骨新生
,
new bone formation
Keyword:
一軸連通
,
unidirectional pore
,
ハイドロキシアパタイト
,
hydroxyapatite
,
骨新生
,
new bone formation
pp.951-957
発行日 2015年10月25日
Published Date 2015/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200346
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径100〜300μmの楕円形の連通孔が材料全体を一方向に貫いている(配向連通多孔)構造を持つハイドロキシアパタイト(HAp)人工骨の特徴は,強度や材料内骨形成に異方性があり,材料内に形成された骨が長期にわたりリモデリングされること,内部に骨単位(Osteon)様の構造を形成すること,HApでありながら,移植部位の力学的・化学的環境により長期的に自家組織に置換されることである.構造を生かした臨床応用例と,再生医療の担体としての可能性を紹介する.
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