Japanese
English
誌上シンポジウム 人工骨移植の現状と展望
連通多孔体ハイドロキシアパタイト移植
Past, Present, and Prospects : Implantation of Interconnected Porous Hydroxyapatite
玉井 宣行
1
Noriyuki TAMAI
1
1玉井整形外科内科病院
1Tamai Hospital
キーワード:
連通多孔体ハイドロキシアパタイト
,
interconnected porous hydroxyapatite
,
骨伝導能
,
osteoinduction
,
強度
,
compression strength
,
吸収
,
absorption
Keyword:
連通多孔体ハイドロキシアパタイト
,
interconnected porous hydroxyapatite
,
骨伝導能
,
osteoinduction
,
強度
,
compression strength
,
吸収
,
absorption
pp.943-950
発行日 2015年10月25日
Published Date 2015/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200345
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人工骨はその誕生から約30年経過し,緻密体の第1世代の時代から高気孔率・連通気孔構造を有する第2世代の時代に突入している.これらは非常に優れた骨伝導能を有するものの自家骨に取って代わるまでには至らず,骨形成能,強度の面で整形外科医の心をつかんでいないのも事実である.本稿では現在上市されているハイドロキシアパタイト人工骨を中心に,その基本構造から臨床成績までを紹介したうえで,第2世代人工骨の長所・短所を考察する.さまざまな理由から同種骨の使用が難しいわが国が発信すべき“誰もが認める第3世代人工骨とは”について考える契機になればと思う.
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