Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科における人工骨移植の現状と展望
整形外科における骨移植の動向
Current Trends of Bone Grafting in Orthopaedic Surgery
占部 憲
1
,
糸満 盛憲
1
Ken Urabe
1
,
Moritoshi Itoman
1
1北里大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Kitasato University
キーワード:
骨移植術
,
bone grafting
,
人工骨
,
synthetic bone substitute
,
保存同種骨
,
banked bone allograft
Keyword:
骨移植術
,
bone grafting
,
人工骨
,
synthetic bone substitute
,
保存同種骨
,
banked bone allograft
pp.5-8
発行日 2009年1月25日
Published Date 2009/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101429
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日本整形外科学会移植・再生医療委員会では5年ごとに整形外科移植に関するアンケート調査を行っている.本稿では2005年に行われた2000年から2004年の調査結果を過去3回の調査と比較し,現在の骨移植の動向を検討した.骨移植数は年々急速に増加していたが,自家骨移植数に変化はなく,人工骨移植数が急速に増加し,同種骨移植数の増加はわずかであった.人工骨移植,同種骨移植は人工関節手術で最も行われていた.同種骨の供給は不十分であり,全国的な骨採取・処理・保存・供給システムの設立が必要であると考えられた.
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