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Rinsho Seikei Geka Volume 43, Issue 2 （February 2008）

臨床整形外科 43巻2号（2008年2月発行）

Japanese English

誌上シンポジウム整形外科手術におけるコンピュータナビゲーション支援

人工膝関節置換術ナビゲーションシステムと透視下動作解析の比較検討 Comparison about the Kinematic Analysis of Using Navigation System with Fluoroscopy 宮崎芳安 ¹ , 土谷一晃 ¹ , 中村卓司 ¹ , 高亀克典 ¹ , 青木秀之 ¹ , 窪田綾子 ¹ , 原田孝 ² , 山本慶太郎 ¹ , 勝呂徹 ¹ Yoshiyasu Miyazaki ¹ , Kazuaki Tsuchiya ¹ , Takashi Nakamura ¹ , Katunori Kogame ¹ , Hideyuki Aoki ¹ , Ayako Kubota ¹ , Takashi Harada ² , Keitaro Yamamoto ¹ , Toru Suguro ¹ ¹東邦大学医学部整形外科 ²東邦大学医学部リハビリテーション科 ¹Department of Orthopaedic Surgery, Toho University School of Medicine ²Department of Rehabilitation, Toho University School of Medicine キーワード：人工膝関節置換術 , total knee arthroplasty , ナビゲーションシステム , navigation system , 動作解析 , kinematic analysis Keyword: 人工膝関節置換術 , total knee arthroplasty , ナビゲーションシステム , navigation system , 動作解析 , kinematic analysis pp.137-141

発行日 2008年2月25日 Published Date 2008/2/25

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101221

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参考文献 Reference

　ナビゲーションシステムと透視画像から動作解析を行った．ナビゲーションシステムでは設置後，いったん外旋運動を示し，その後に内旋運動へと変化した．一方，透視を用いた計測では屈曲に従い内旋運動が発生した．内旋運動では類似点を認めたが，ナビゲーションシステムでは屈曲初期に外旋運動を示したため荷重下，非荷重下での比較検討も行った．荷重下では伸展位から直ちに内旋したが，非荷重下では屈曲初期にいったん外旋し，その後に脛骨内旋運動が認められた．ナビゲーションシステムは術後の膝関節運動を予測しうることが示唆された．