誌上シンポジウム 整形外科手術におけるコンピュータナビゲーション支援
緒言
勝呂 徹
1
1東邦大学医学部整形外科学
pp.108
発行日 2008年2月25日
Published Date 2008/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101216
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臨床的課題として手術成績の標準化がいわれ様々な工夫が行われてきた.そのひとつにコンピュータシステムを用いた,手術の訓練をはじめ,三次元的に手術概念を捉える技術が進歩し,手術のナビゲーションが用いられるに至った.
今日用いられるナビゲーション手術は,1986年に脳外科領域でのCT baseが始まりである.コンピュータナビゲーション手術(股関節,膝関節,脊椎手術)に関する研究は緒についたばかりである.しかし今回の誌上シンポジウムでの論文は,臨床応用可能で今後さらなる進展が望まれる分野である.特に人工関節に必要な様々な新しい技術が用いられている.
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