特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2004(第32回日本脊椎脊髄病学会より)
緒言
河合 伸也
1
Shinya KAWAI
1
1山口大学整形外科
pp.402-403
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100409
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本特集号は第32回日本脊椎脊髄病学会(2003年4月4-6日)にて発表された演題のうち,代表的な内容を取り上げることで,脊椎脊髄外科領域の最近の進歩を汲み取っていただきたいという趣旨で構成されています.
本学会は日本脊椎外科研究会の名称で1972年に発足し,日本脊椎外科学会を経て,日本脊椎脊髄病学会に改称して現在に至っています.本学会は,脊椎脊髄の病態解明や治療法の確立に向けて名実ともにわが国の最先端の情報を議論する場であり,わが国における脊椎脊髄疾患の診療の動向を知ることができます.今や,わが国の脊椎脊髄外科の水準は世界のトップクラスにあります.これは脊椎脊髄領域においてご尽力いただきました先人の整形外科医のお陰です.先人によって築かれた優れた実績に感謝し,さらに一層発展させていく責務があります.
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